エサの種類
エビ(海水エビ)
タイ語でグン・チェーボアイと言って、バンコク市内ではあまり見かけない、海に近い市場のみ出回るエビ
殻が梅色をしてザラザラしている。身は淡水エビに比べ少し固め、小物釣りでは殻をむいてハサミで5mm角に切る。大物狙いは殻付のまま、尾から真っ直ぐになるように針を刺す。
イカ
市内のどこでも手に入るエサ、短冊切りにして使うか、大物狙いは2本針を頭と胴に刺して使う。
キビナゴ
巻き網漁で多く捕れるが、ほとんどはナムプラーの原料として契約工場に直接運ばれるため、市場に出回ることはめったにない。アジ系の青物に最適なエサで、撒き餌にしても良し、付けエサで胴付やサビキに頭からチョン掛けしても良い。
ゴカイ
最近エビ養殖の餌として栄養価が高いことで注目を浴び、タイでもゴカイの養殖が増えてきた。まだまだ高価ではあるが、日本人には一番使い慣れた餌である。
サバの切り身
スーパーなどで売っている輸入物のサバを切り身にして塩漬けにしておく。短冊切りにして皮側から針を刺すと身がしっかり留まり外れにくい。肉食系の魚、根魚(ハタ)等を狙うには効果的。
ムール貝むき身
ミドリイガイ、ムラサキイガイとも呼ばれるタイのホイ・メレンプーである。クロダイのエサとしても有名で、釣り方も様々である。
赤貝むき身
日本では石鯛やイシガキダイ等の餌につかわれる。カワハギ、クロダイの餌としても良い。
アサリむき身
カワハギの餌として定番です。
いりこ粉(魚粉)
キビナゴやカタクチイワシの煮干しを粉状にしたもの。米ぬかや配合エサなどと混ぜて撒き餌にするとアジやクロダイに効果あり。
米ぬか
タイでも淡水、海水問わず撒き餌として使用する。チヌパワーなどタイでは入手が困難なため、クロダイの撒き餌にはこれに色々混ぜて使う。
集魚剤
タイの釣具店で売っているホア・チュアと呼ばれる集魚剤。甘い香りやお菓子のような香りで魚を集める。パン粉や米ぬかに混ぜて使う。
乾燥ガピ(エビペースト粉末)
これはまだ試したことはないが、ガピを米ぬかに混ぜて撒き餌として使う方法。そのままのペースト状でも良いが、乾かして粉末状にすることで、より香り立つのと凝縮されて旨み成分が増すことが期待される。
小エビ
オキアミはタイでは流通していないので、淡水、海水問わず、捨ててしまうような小エビを市場と契約して安値で売ってもらおう。小分けして冷凍しておくと撒き餌としても十分利用できる。
|